1.足の採寸 

足のカタチと特徴を写し取り、外反母趾をはじめとする変形具合、痛みの箇所、原因など必要箇所の測定を行います。

 

足に靴が合うことは大切なことです。
不適切な靴、合わない靴が外反母趾など多くの靴トラブル、変形、症状、その悪化を招きます。
靴型が履く人の足に合わせ作られて足に合う靴が作成できます。

 
2～21.＊靴型作成  

➊足が心地よく、健康の安全を保障されるように最適な靴内の環境として靴型を作成します。
➋痛みや外反母趾などの変形、症状に至ることや悪化を防止するために足にあわせ靴型を整えます。本物、本当の意味の外反母趾対処用の靴や様々な靴と足の悩みに対応、対策する靴型を作成します。

これらの理由から、靴型が足の最適環境として作られない限り、足の健康や悩みを根本から対応する靴が作られることはありません。
2～21は足や靴、デザインなど個人差やご要望、様々な足のことや靴、デザインにより作成する靴に関わる靴型の工程、作業時間、技術面、価格面によるものです。足のカタチ、外反母趾などの変形具合など、作成したいご要望の靴をご相談いただくことをお願いいたします。

足のカタチ、状態に合わせ必要な環境を作るための重要作業。
技術量・作業工程など最も多くの時間と手間が必要になります。
足の状態、形により靴型作成は１ヶ月～

 ＊医療や一般的オーダーメイドでは行われない作業工程

 
25.甲革を靴型に馴染ませる
「つりこみ」

靴の型に甲革を添わせることを『つり込み』といいます。私どもでは履く方の足の為に靴型（足の適正環境）を大切に生かすためにぴったりと添わせ、馴染ませ靴が作られます。

 

足に合わせ作られた靴型と既成靴、一般的オーダーメイドで使用される型とでは大きな異なりがあり、人の足に合わせ靴型、靴を作成すると通常の靴技術では型を取り出すことは出来ません。

（足先、足指、関節をラクラクにするため、履く方の足よりもゆったり広い靴型になます。足の甲は足幅よりも小さい寸法の方が実際の人の足ではほとんどです。
快適に履いていただく為の靴型、靴を作成すると靴型が取り出すことが一般的には不可能となります）。

特殊な技術を使い、足に合わせられた靴型に添わせ、馴染ませ、靴型を取り出す際も特殊な技術を使い取り出します。
 

 
23.部材裁断、加工

履かれる方の足、痛みや悩みに合わせ使用するクッション材、部材を替え、作られた型紙に合わせ裁断します。

機械では加工出来ない作業もあり、市販の靴のように大量の同一部材、医療出のインソール、既製部材では足に合うことのないリスクに足がさらされる恐れがあることとお客様方の足の違いの大きさ、お悩みを考え、丁寧に加工されていきます。

 
26.底付け作業

　

手作りでしか施すことの出来ないクッション性能が足の負担を和らげ、快適な時間を過ごしてただくための特殊な構造加工された靴底を施します。

足に合わせ作られた靴型を元にしますので、足のために左右対称の靴底になるはずはありません。
大量生産される靴では合わせることが不可能な、かかとから測られる足指付け根の関節の寸法、サイズ、足指の長さに対応した靴型、靴底対応が私どもでは可能です。
（足の丈が同じ人同士でも、かかとからの足指付け根関節、足指の長さは大きな差があります。）
 
履かれる方の足、痛みや悩みに合わせ使用するクッション材、部材を替え、作られた型紙に合わせ裁断します。

 
27.靴の仕上げ

 

足に合わせ靴型から作られた靴と大量生産される靴とは大きく異なります。
足と健康、外反母趾などに至ること、その原因と悪化は全く靴としての機能として別物です。
靴の仕上げるまでの工程、作業時間も大きく異なり、足と健康を大切にしていただくための道具として仕上げさせていただき、この靴からこれまでとは違う時間をお過ごしいただき、自由にあるけることをご実感してください。