障害、身体のご不自由な方の靴づくりについて
お身体の不自由でお困りの方、障害や脳障害、脊髄のご病気、
リウマチ、膠原病など、靴でお困りの方へ
足に靴が合わない。
それは健康の為にも適切な環境にないリスクと危険性が伴っています。
市販の靴や既製品の靴、
インソール(中敷き)で外反母趾などの足を悪くしてしまった方と違い、望まない不可抗力な事情で悪くしてしまったり、悩んでいる方が多く、
足に合わせるだけで対応できる事ばかりではなく、
症状のご相談を私どもでも把握したうえで
必要な対応、想定、安全と安心を最優先に考える事が常に大切です。
健常者の靴の悩み、足の痛みのほとんどは選んだ靴が原因となり、
外反母趾、巻き爪などに成る方が多く、
病気や体の不自由からという不可抗力な事情に比べると
自己の責任の重さも違います。
不可抗力な病気に靴が影響しなければ良いのですが、
思いもよらない状態や予測のできない事に影響される
ご相談も少なくありません。
対処すべき優先順位を見極め、
対応できる靴を考慮します。
靴の健康被害や影響の根本は物理的な原因にもその解決策を模索する必要があります。
しかし、状態、病状の影響はその対処を施せない事情を余儀なくされることも少なくありません。
悪くしてしまう前に早めの対処が必要ですが、
気づくこと、原因を考えるにも
後手後手になりやすい難しさは否めない事です。
悪くし続けないために
足の適切な環境を求め
靴が作られる事が大切です。