外反母趾の隠れた危険
Hallux valgus
外反母趾の状態、具合を過度に悪くされてしまうほとんどの方が
足以外に膝や腰、身体のほかの箇所にご自身でも思わぬ症状をお持ちです。
外反母趾のご相談の多くは痛みに悩む方々です。
歩行時の一歩一歩で足を突く痛みで歩行が大変な方、
靴を履き時間経過で足の痛みを強める方。
歳を重ね、足の変形、状態を悪く、痛みを強めていく方と、
様々です。
痛みは直接感じる事として歩行時、過ごす時間、行動力に影響します。
外反母趾の本当の恐ろしさと危険はその変形具合、状態にあります。
外反母趾の変形は足の親指が外側方向に向き、変形する症状です。
その変形にいよって関節から曲げられた親指の機能は大きく失われてしまいます。
人の身体を支えたりバランスを取る上で親指は最も重要な役割、
働きをしています。
よろめいたりする際や身体の向きを変え歩く方向を変える時など
無意識に力を入れたりしながら身体のバランスを取ったり、
支えを行います。
外反母趾の痛みや、変形症状の具合を強めてしまう事で
身体のバランスを取りにくくしてしまい、支える事も難しくなり、
その無理がもう片方の足や膝、腰、股関節など身体の想定しない箇所に影響し、
健康を悪くしてしまう方も少なくありません。
外反母趾の隠れた危険を多くの方、靴屋でも知る方はほとんどいません。
最も、靴屋が理解していれば外反母趾を生む側の靴の提供はしないでしょう。